ロシアンブルー

ロシアの貴族が飼っていたというロシアンブルーは、穏やかな性格に加えて見た目がやはり魅力です。何か特有の病気はあるのでしょうか?平均寿命とともに紹介します。

美しく高貴なロシアンブルー

高貴なロシアンブルー

ロシアンブルーはロシアの貴族が飼っていたことで知られ、1944年頃から増えていきました。

名前のとおりブルーの被毛が美しく、スリムな体型とグリーンの瞳、口角が上がっているように見える口元のすべてが高貴な印象を与える猫です。

性格は人なつこく、犬のような忠誠心を示します

大人しく鳴かないタイプが多いのも特徴で、とても飼いやすい猫種だといえるでしょう。

ただし、ロシアンブルーはごくまれに「凶暴化する」というケースも報告されています。

考えられるのは気性が荒い猫同士の配合ですが、狭いケージに閉じ込めたままといったストレスを与える飼育環境も原因の一つかもしれません。

信頼できるブリーダーのもとから来たロシアンブルーは、飼いやすく問題行動もありません

無理な交配をしているようなブリーダーやペットショップからの購入は避けるようにしましょう。

ロシアンブルーの性格と飼い方

ロシアンブルーは鳴かない、大人しいといった性格からも飼いやすい猫ですが、神経質で用心深い一面があり、知らない人にはなかなか心を開きません

警戒心が強くストレスを感じやすい面があるので、できるだけ静かな環境で飼ってあげてください。

運動は、とくに子猫時代は必要です。たくさん遊んであげて、その過程で信頼関係を築いて仲良くなるようにしましょう。

手入れは、毎日のブラッシングを行なうだけで十分です。ブラッシングは猫と人間のスキンシップの時間にもなります。

まれにブラッシングがあまり好きではないタイプもいますが、好きな猫には欠かさずやってあげましょう。

ロシアンブルーに多い病気と寿命

繊細な一面を持っているため、ストレスを原因とした体調の変化に気をつけてあげてください。静かでリラックスできる環境で暮らせるような配慮が必要です。

また、尿路結石や腎不全、糖尿病といった一般的な猫に多い病気にも要注意。中年齢以上になったら定期的な健康診断を受けさせましょう。

ロシアンブルーの寿命は10〜13歳と言われていますが、もっと長生きしている例もたくさんあります。何年先も一緒に暮らしていくために、ロシアンブルーに多く見られる病気を詳しく見ていきましょう。

肥満

猫はもともと太りやすい動物だと言われています。スリムで肥満とは関係なさそうに見えるロシアンブルーも例外ではなく、太りやすい体質を持っているのです。オスなら5kg前後、メスなら3~4kgがロシアンブルーの平均体重。これくらいなら適正体重ですが、もし15%以上超えた場合は「肥満」を疑ってください。

体の中に脂肪が溜まる肥満は、筋肉や関節に負担をかけ、関節炎といった症状を引き起こす原因になります。命にかかわらない症状ならまだしも、呼吸器や心臓への負担も大きくなるため、呼吸不全や心臓病などの重い病気にかかってしまうことも。さまざまな症状を併発する可能性があるので、たかが肥満だと軽視するのはNGです。

多くの肥満はカロリーオーバーや運動不足。そのため、肥満を予防するには人間と同じように適度な運動と正しい食生活が大切です。食事は量を減らすよりも低脂肪かつ高繊維質で栄養バランスのとれた食事にしてあげてください。どんな栄養素が足りていないか、何を中心にあげるべきかなどは体質によって異なるので、詳しい食生活に関しては医師に相談してみてください。

糖尿病

ロシアンブルーに表れる糖尿病の初期症状は、食欲増加と飲水量の増加です。これは、糖尿病のせいでブドウ糖を体内に取り込めず、栄養失調になっている状態。本来なら吸収されるはずの糖は尿として排出されてしまうため、大量にご飯を食べていたとしても体はやせ細っていきます。早期発見できるように、普段から猫ちゃんの食事の量、トイレの回数を把握しておきましょう。

糖尿病が進行すると、今度は反対に猫ちゃんの食欲が減退します。大好きなご飯を見てもぐったりしている、食べても吐いてしまうなどの症状が見られたら糖尿病の可能性大。栄養不足な状態が続くと、ロシアンブルーならではの滑らかな毛ツヤも悪くなるため、普段から猫ちゃんを撫でて毛質の変化を見逃さないようにしてあげてください。

ロシアンブルーの糖尿病が発覚した場合に取られる処置は、基本的に人間と同じ「インスリン投与」です。インスリンは朝・夕の2回に分けて注射で投与します。ただし、症状に気付かず糖尿病がかなり進行している場合は、ストレスや感染症、肥満などを併発するリスクが上がります。なるべく初期症状で気づいてあげられるよう、心がけましょう。

腎不全

ロシアンブルーが腎不全になっても、飼い主さんから見てすぐに分かるような初期症状はありません。そのため、普段から猫ちゃんのことを慎重に観察して、ちょっとした変化でも見落とさないようにする必要があります。腎不全だと考えられる小さな変化は「いつもより大量に水を飲むになった」「尿の量が多くて色が薄い」など。ちなみにロシアンブルーの体重あたりの1日平均飲水量は、150ml/1kg、180ml/2kg、220ml/3kgです。猫ちゃんの体重を計って、平均飲水量よりも明らかに多い場合は病院へ相談に行きましょう。また動物病院の血液検査で引っかかってしまった場合も腎不全の可能性が高いです。

腎不全が進行すると、胃液を吐いたりよだれを流したりする、ご飯を食べずに痩せてまった、寝てばかりいるなどの症状が表れます。腎不全の原因は偏った食事やウイルス疾患が多いですが、原因不明のケースも存在します。「栄養バランスに気を付けたご飯だからうちの猫ちゃんは大丈夫」と思わず、早い段階で猫ちゃんの変化に気付いてあげましょう。

尿管結石

腎臓から尿管、膀胱、尿道の内部に結石ができることを尿管結石といいます。結石のサイズは砂粒くらいの小さいものから数cmの小石程度のものまでさまざま。膀胱を傷つけてしまったり、尿道に詰まって排尿を阻害したりします。

特徴的な症状として頻繁にトイレに行くトイレの回数が増えたのに尿量が少ない排尿時に痛がる血尿が出るなど。尿に結石が混じるため、尿や猫砂がキラキラと光って見えることがあるそうです。

結石が尿道に詰まると排尿が難しくなり、2日以上排尿ができないと「尿毒症」を患ってしまうことも。尿毒症は命に関わる重大な病気です。尿管結石の症状が見られた場合はすぐに動物病院を受診しましょう。

尿管結石の原因は乱れた栄養バランスです。塩分やミネラル、脂肪分の過剰摂取は泌尿器に負担をかけてしまいます。栄養バランスのとれた食事を用意するようにしましょう。また、水分量が少なく濃い尿をするのも結石ができやすくなる要因です。新鮮な水をいつでも飲めるような環境づくりを心がけてくださいね。

ロシアンブルーと長く一緒にいるために気をつけたいこと

大人しくて神経質な面を持つロシアンブルーとずっと仲良く暮らしていくために、食事や飼育環境の注意点をまとめました。病気にならないよう健康面に配慮した食事を与えて、ロシアンブルーにとって居心地の良い環境をつくっていきましょう。

飽き性なロシアンブルーには栄養を考えながら色々食事を出すのが◎

健康面のトラブルを抱えやすいロシアンブルー。健康な体を作る方法として、ごはんの選び方も重要です。

■栄養をチェック!ごはんの選び方

体への悪影響を避けるために無添加のものを選びましょう。また飼い猫の状態や年齢に合わせて、ごはんには必要な栄養が入っていることも重要です。現在、健康に問題のない子であれば、肥満や病気を予防するためにクランベリーが配合されたごはんが◎。魚をメインにした低カロリーのごはんも、肥満予防に最適です。負担のかかる関節のトラブルを予防するため、グルコサミンやコンドロイチンが入ったごはんも良いでしょう。もし市販のフードや飼い主さんが用意した手作りごはんだけで必要な栄養を摂取するのが難しければ、サプリメントも利用してください。

■皮膚トラブルの原因に!ロシアンブルーのNG成分

反対に避けるべき成分も。穀物類はアレルギーの原因になるため、小麦やトウモロコシを与えないように注意してください。

■高貴な猫の食事は選り取り見取りに

ロシアンブルーは飽きやすい性格の子が多く、同じごはんを与え続けるとあまり食べなくなることも。食欲がない時、単にごはんが気に入らないだけなのか、あるいは調子が悪くて食べられないのか判断に迷ってしまいます。そのため普段から、猫ちゃんがパクパクご飯を食べてくれるように、様々な餌を用意するのが良いでしょう。

季節の変化や激しい運動に対応できる室内環境が必要

■夏バテしやすいロシアンブルー

ベルベッドを思われる手触りの良い毛を持つロシアンブルー。暑い毛は寒さから身を守る役割を持っていますが、反対に日本の暑さが原因で熱中症の危険性が高くなります。室内で生活する猫ちゃんは自ら住環境を変えることができないので、飼い主さんが季節に応じて快適な室温を作ってあげてください。夏場はエアコンをつけっぱなしにして、温度変化を大きくさせないことは望ましいです。エアコンが効き過ぎた状態もロシアンブルーにとっては辛い環境になるので、適温をキープしてください。冬場は自前のダブルコートのおかげで寒さに負けないロシアンブルーですが、子猫や高齢の猫は体温調節がうまくできないので、ペット用のカーペッドやソファなどを置いてあげましょう。

■運動好きな性格に合わせた対策を!

おすまし顔のよく似合う上品な猫ですが、ロシアンブルーは意外と運動好きなわんぱくな一面も持っています。キャットタワーや猫用おもちゃを用意して、運動できるように環境を整えることも重要。肥満防止・気分転換のためにも、毎日一緒に遊んであげましょう。その際、走ったり飛んだりして家具や床を傷つける可能性があるだけでなく、滑りやすい床だと怪我に繋がります。滑り防止のカーペットやマットを敷いておけば、猫ちゃんの関節にかかる負担を軽減することが可能です。

ロシアンブルーにおすすめの保険は?
猫飼いさんに人気のペット保険を比較しました>>

関連してよく読まれているページ

スコティッシュフォールド

アメリカンショートヘア

ソマリ

アメリカンカール

エキゾチックショートへア

ラグドール

アビシニアン

マンチカン

MIX(日本猫・雑種)

月額保険料や補償内容、支払限度回数などで徹底比較!
大切な家族を守ってくれるペット保険総合ランキングはこちら>>

ペット保険総合ランキング

げんきナンバーわんスリム(ペット&ファミリー少額短期保険)

げんきナンバーわんスリム画像
  • 保険料:1260円~
  • 補償内容 :
     手術/入院/通院/終身継続あり
  • 1日の支払限度額:なし
  • 支払回数制限:なし

公式サイトはこちら

いぬのきもち・ねこのきもち保険(アクサダイレクト)

いぬのきもち・ねこのきもち保険画像
  • 保険料: 1270円~
  • 補償内容 :
     手術/入院/通院/終身継続あり
  • 1日の支払限度額:なし
  • 支払回数制限:なし

公式サイトはこちら

フリーペットほけん(FPC)

フリーペットほけん画像
  • 保険料 :1590円~
  • 補償内容 :
     手術/入院/通院/終身継続なし
  • 1日の支払限度額:手術/10万円まで
  • 支払回数制限:
     通院30回/入院3回/手術1回

公式サイトはこちら

PAGETOP