アメリカンカール

特徴的な耳と飼いやすい性格から人気急上昇中のアメリカンカール。気をつけておきたい病気はあるのでしょうか?

穏やかで飼いやすいアメリカンカールの性格

クルっと外を向いた耳とフサフサの長いしっぽが特徴のアメリカンカール。長毛種と短毛種があり、様々なカラーがあります。

各種血統猫の健康促進を目的とした組織である「CFA」が認可したのは1991年ですから歴史の浅い猫といえるでしょう。

最大の特徴である耳は生後10日までに外に向って丸まっていきますが、触ることで軟骨を痛めてしまうことがあります。耳にはむやみに触らないように注意してください。

性格は愛嬌があり、警戒心が少なく人間が大好き大人しく飼いやすい猫です。寿命は10〜16歳と長寿の傾向があります。

アメリカンカールの飼い方のポイント

人間が大好きなアメリカンカールは寂しがりやなので、たくさんかまってあげないとストレスを感じてしまうこともあります。できれば常に家に人がいるような環境がベターかもしれません。

寝ることが大好きで日に15〜16時間も寝るタイプがいます。あまりに寝るのでビックリする人もいるようですが、眠いときは寝かせてあげましょう。

よく眠る、大人しいといっても起きているときの動きは活発です。適度な運動は必要なのでよく遊んであげるようにしましょう。遊びながらコミュニケーションをとることでストレスもたまりにくくなります。

短毛種の場合はブラッシングは日に1〜2回、長毛種はブラッシングだけでなくときにはシャンプーも必要です。ちなみに長毛種は、被毛が伸びるまで3〜4年程度かかるといわれています。

気をつけたい遺伝的な病気は?

アメリカンカールがかかりやすい病気は「外耳炎」「糖尿病」「毛球症」です。

それぞれ飼い主さんが少し気を付けてあげるだけで充分予防できる病気なので、アメリカンカールを飼っている方はチェックしてみてくださいね。

外耳炎

ネコが外耳炎にかかってしまう原因の70~80%が「マラセチア」と呼ばれるカビが増殖してしまうことです。マラセチア性外耳炎は、こげ茶や黒色のねっとりとした耳垢、耳の悪臭、耳のかゆみ、耳の内部の炎症などが特徴的な症状としてあげられます。

健康な猫は外からハッキリとした耳垢が見えることはほとんどありません。特徴的な症状が確認できた場合は、早期に病院に連れていきましょう。

外耳炎の原因となるマラセチアの正体は猫の耳や口の周り、肛門などに普段から住むカビです。通常、マラセチアはネコに健康上の悪影響を与えることはありません。しかし、皮脂や湿度を好むマラセチアは、適した環境になることで爆発的に増殖。そうして増えすぎたマラセチアは外耳炎原因となってしまうのです。

外耳炎は猫がなりやすい病気の一つですが、特にアメリカンカールは外耳炎をはじめ耳の病気にかかりやすいです。耳の形がチャームポイントではありますが反り返った耳が逆に外耳炎の原因となるカビの侵入を許してしまいます。

糖尿病

猫が糖尿病になると、発病初期にはご飯を良く食べるようになります。その後、飲水量が増え、病状が進むと今度は食欲不振や嘔吐などの症状が見られるように。徐々に元気がなくなり、痩せていきます。この時期に毛のツヤが悪くなるため、病気に気づく飼い主さんが多いようです。

猫の糖尿病治療法では糖質の少ない食事を与える療法食にし、血糖値をコントロールするためにインスリンを投与します。基本的には人間の糖尿病治療と同じです。ただし、通院は行わず自宅で治療を行います。外出や通院は猫にとってストレスや緊張の元となり、かえって血糖値を上げてしまう原因。飼い主がインスリン注射を練習して自宅で注射を行なえるようにしてストレスを軽減し、低血糖にならないように適度に食事を与えてケアしてあげるのが大切です。猫は興奮したりストレスを感じたりすると血糖値が急激に上がってしまいます。糖尿病の猫を飼っている方は穏やかに過ごせるような環境に置いて、猫のストレスをなくし、血糖値の上げ下げを緩やかにしてあげましょう。また、猫が糖尿病にならないよう日頃から飼い主が低糖質・高タンパクの食事を与えることが大切です。

毛球症

猫はよく自分の舌で毛繕いをしていますが、その際に口から大量の毛が体の中に入ってしまいます。胃の中に入った毛玉を吐き出そうと、何度も嘔吐するような症状を見せるのが「毛球症」です。

毛玉は、必ず口から吐き出さなくてはならないものではなく、猫によっては嘔吐せずに小腸に流す猫も。とくに病気というわけではなくどちらも正常な反応です。毛玉を吐くこと自体は生理的な現象なので心配いりません。

ただし、1日に何度も吐こうとする猫や、吐こうとしているのにきちんと吐き出せずにいる猫には毛玉を胃の中で大きくしないようにする「毛玉流し」というグッズを使用してあげましょう。チューブにはいったジェル状のおやつのようなもので、軽度の下痢を起こし、毛玉を外に排出してくれるもの。毛玉流しを与え過ぎて、胃や腸の中に溜まってしまうとうんちが出せなくなり、便秘になってしまうので、その点は注意してください。毛球症を予防するには飼い主がブラッシングをこまめにしストレスをあまり溜めないようにしてあげるのが大切です。

アメリカンカールと長く一緒にいるために気をつけたいこと

アメリカンカールの性格は人懐っこく甘えん坊。あまり手のかからない性格の子が多いこともあり、初心者でも安心して飼育できる猫ちゃんです。アメリカンカールの子と、長く一緒にいたい飼い主さんに知って欲しいことを紹介します。

猫の食事に関する注意点

ちゃんと一日の量を量って与えましょう

猫に食事を与えるときにやってはいけないのは一日の量を守っていない置き餌です。「好きな時間に好きなだけ食べて良い」と餌を置いておくと食べ過ぎてしまい、肥満や糖尿病などの病気の元に。どうしても置き餌にする場合は、猫の一日の量を守って与えるようにしましょう。

「お水」は飲みたいだけ与えて良い

猫はもともと砂漠にすんでいたので、少量の水でも生きていける身体の構造になっています。しかし少ない水しか飲んでいない場合は、少ない尿で体の中の老廃物を排出しないといけないため、腎臓や膀胱に負担がかかり、尿結石になってしまう場合も。与える水の量は制限しないほうがいいといえるでしょう。

糖尿病になってしまった猫の食事

猫の糖尿病は「インスリン注射非依存型」が多いと言われています。インスリン注射非依存型はインスリン不足が原因でない糖尿病のこと。

糖尿病にかかった猫は、かかとをつけて歩くという特徴のある歩き方になります。この歩き方で病気が発覚することも。症状によってインスリンの投与を行なう場合もありますが、食事制限と体重をコントロールすることにより治療を行うのが一般的です。

飼育環境で注意すべき2つのポイント

ここではアメリカンカールの飼育環境で注意すべきポイントについて紹介します。

室温を最適に保つ

アメリカンカールは毛が長い猫で、身体がふさふさの毛でおおわれています。そのため気温が上がり過ぎると熱を発散できず、体調を崩してしまうことも

対策として部屋の温度を快適に保てるようにエアコンを利用し、普段からこまめに食欲や体調などをチェックしましょう。万が一停電が起きた時のために、猫が好む場所に冷感マットを敷いたり風通しを良くしてあげたりといった工夫をするのもオススメです。

冬は暖房を使って室温管理をすることも大切。アメリカンカールは乾燥すると毛玉ができやすくなるため、部屋の乾燥にも注意して適度な湿度を保つようにしましょう。

家具の配置

アメリカンカールは人懐っこくおだやかな性格で、とても賢い猫です。覚えが良くしつけもしやすい反面、いたずらをして気を惹こうとすることも。押し入れや家具のスキマなどに閉じ込められないよう、部屋の中で入っていい場所とダメな場所を教えておきましょう。

家族と一緒に過ごす共用スペースにキャットタワーを置いたり家具の配置を変えたりするのがおすすめです。ただし直射日光やエアコンの風、転倒しやすい家具などはケガや病気になる可能性があり危険。安全面にも配慮した配置にしましょう。

猫の耳掃除をするには?

アメリカンカールのくるんと反った耳はかわいいものですが、実は耳の軟骨が固くヒダが入り組んでいるためゴミや耳垢が溜まりやすくなっています。そのため耳掃除を頻繁に行なってあげないと、あっという間に耳の病気になってしまいます。少なくとも週に1度は耳掃除をしてあげてください。

耳掃除の仕方

耳掃除を行う場合、耳掃除用のクレンジング液をしみこませた綿棒を猫の耳に入れてそっと動かしましょう。力を入れずに動かすだけでOKです。1回動かしたら綿棒を抜いて確認しましょう。

慣れない方はウェットティッシュで耳の表面をふくだけでも問題ありません。ただし、猫が暴れて耳をケガしてしまう場合がありますので、嫌がっている場合はすぐに止めましょう。

クリニックでも耳掃除をしてくれますが、通院は猫のストレスになるため飼い主が耳掃除の仕方を覚えてやってあげるのがベストです。

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