ペットの医療費はどれくらいかかるのか

ペットの医療費がいくらぐらいかかるか知っていますか?最近ペットを飼いだした人はあまり想像がつかないかもしれません。人間と同じくらい、もしくは人間より安いんじゃないかと思っている方もいると思います。その考えはとても甘いです。実際いくらかかるのかご紹介します。

ペットにかかる医療費

お金のイメージ

ペットの生涯医療費の相場は犬の平均が100万円、猫が60万円です。飼育費用の半分は医療費なのではないかとも言われています。

一昔前であれば、ペットを病院で診てもらうなんて贅沢だ!という考え方もあったかもしれません。しかし現在、ペットの位置づけは大切なパートナーであり大事な家族です。

私たちも急な発熱や歯の痛みなどで病院にかかることがありますが、そういったとき治療費が高いからといって病院に行くのをためらうことはあまりないと思います。大切な家族であるペットも、やはりケガや病気をすれば同じように病院に連れていきたいでしょう。

しかしペットの治療費は人間に比べてかなりの高額になっています。そうなるとちょっとの変化では病院に行きづらくなってきてしまうこともあるかもしれません。

ではなぜそもそも医療費が高額なのかをご紹介します。

なぜ高額なのか?

大きな理由の一つは人間の医療費との仕組みの違いです。ペットの医療費は通常全額負担です。人間の医療費が3割負担であることを考えるとかなり高額になることがわかります。

また今やペットの平均寿命は10年を超え、15年以上という高齢ペットもたくさんいます。動物医療も人間の医療の進化と同様に高度に進化しており、今までは治せなかった病気も治療できるようになりました。

1回の治療費が高いことに加え、長生きすることで通院の機会が増えるため医療費はますます増えていきます。治療が難しかった病気も治療が可能になりペットの寿命が延びているため、飼い主としてはうれしいですがその分負担はどんどん増えていきます。

消費税がかかる

最も身近な税金である消費税ですが、私たち人間が病気になって病院に診察に行っても、病院で支払う医療費には消費税はかかりません

こんなふうに、私たち人間は公的な健康保険制度や非課税によって手厚い保護を受けているため、比較的安心できる金額で病院にかかることができているのです。

しかし、大切な家族であるペットに関しては、こうした税金の非課税制度はありませんので、消費税の課税対象になります。高額な医療費にさらに消費税まで取られるとなるとどんどん負担は増える一方です。

医療費控除には含まれない

高額になる理由とは少し違いますが、医療費控除の対象にならないという違いもあります。

私たちの医療費は一年間に10万円以上の医療費を払った場合に、確定申告することで所得の控除を受けることができるという制度があります。そうすることにより所得税が還付されるというものです。

しかしペットの医療費はその控除に含まれません。医療控除に関しては「生活を一にする配偶者その他の親族」と所得税法第73条で決められており、ペットの医療費に関しては含むと明記されていないのです。

人間の医療費より高いにもかかわらず、所得控除には含まれないので家計の負担になりかねません。

ペット加入・未加入の具体的な医療費の違い

高額なペットの医療費ですが、ペット保険に入れば負担する額は軽減されます。ペット保険に加入している場合としていない場合の具体的な治療費の違いをみていきましょう。

■小型犬の大腿骨骨折

小型犬は骨が細く、高いところから落ちたり、ドアに挟まれるなどして骨折をしてしまうことがあります。骨折の治療内容は、レントゲン検査、血液検査、手術(全身麻酔)、入院、点滴などですが、高額なのは手術料と入院費です。このほか再診料(初診料)、血管確保、点滴、処置料、注射といった費用がかかります

動物病院によって費用に差はありますが、1日の入院費用が5000円程度、手術料が13万円と考えた場合、7日間の入院でおよそ25万円と試算できます。

しかし70%補償の保険に加入していれば、およそ17万円5000円を保険会社が補償してくれるので、飼い主の負担は7万5000円程度となります。

■猫の腎不全

猫の腎臓は年齢を重ねると機能が落ちていき、腎不全になることがよくあります。健康診断などで早期に発見できた場合は別ですが、症状が重い場合は入院による点滴治療が必要です。

この場合、高額となるのは血液検査と入院費です。腎臓の数値が良化しているかどうかを確認しなければならないので、血液検査は数回行われます。

血液検査の1回の費用は7000円程度かかるので、4日間の入院で入院費用を5000円と考えても、点滴、内服薬などを入れると総額は9万円程度と試算できます。

しかし50%補償の保険に加入しておけば、飼い主の負担は4万5000円程度で済みます。腎不全は継続して治療を受ける病気なので、再度の入院や通院治療が必要となるケースが多く、保険に加入しておくとおかないとでは大きな差が生じます

そのほかの具体的な医療費例

動物の医療費は、動物病院によってかなり違います。皮下補液(背中の皮の部分から入れる点滴)はよく行なわれる治療ですが、だいたい1000〜2000円程度です。

ところが有名な獣医のいる都内一等地の動物病院や高度医療を提供している病院の場合は5000円程度と、金額には差が生じています。

ですから、前述した医療費やこれからご紹介する医療費もあくまで目安として参考にしてください。

■犬の股関節形成(70%補償)

52万円(手術、入院、検査など)→36万4000円の補償

■犬の誤飲(70%補償)

8万円(レントゲン、摘出手術※内視鏡、入院など)→5万6000円の補償

■犬の若年性白内障(70%補償)

35万円(入院、手術、県債など)→24万5000円の補償

■猫の膀胱結石(50%補償)

15万5000円(手術、検査、通院など)→7万7500円の補償

ペット保険の最大のメリットは?

ペット保険のメリットは、主には次に2つだと言えます。

1)飼い主の経済的負担の軽減

全額が自己負担となるペットの治療費は非常に高額です。しかしペット保険で補償を受けることができれば、飼い主の経済的な負担をかなり軽減することができます

その割合は30%〜全額ですが、補償補償割合は50〜70%としているペット保険が多いようです。

2)病気の早期発見や予防ができる

経済的な事情を考えて様子見をしている間に、症状がどんどん悪化して手遅れになってしまうケースもなくはありません。

保険に加入しているという安心感から気軽に診察に連れて行くことができるので、病気の早期発見につながります。

経済的な負担を取り除くことができれば、万一大きなケガや病気をしてしまったときでも安心でき、治療も積極的に行なえるということです。

高額な医療費が払えない場合

愛するペットが病気またはケガをして急に病院に行かなくてはいけなくなった時、ペット保険に加入していないといきなり10万円以上の出費が起こる可能性があることが分かったと思います。

しかしそんなお金を払う余裕がないというときもあるかもしれません。そういったときカードローンなどで借金をして治療を受けるというようなケースもあるそうです。そんなことを繰り返しているとペットどころか自分の生活が苦しくなってしまいます。

そういった場合どうすればいいのか。

まずは動物病院に相談することがいいと思います。分割払いや後払いなどの対応を行ってくれる良心的な病院があるかもしれません。

一番やってはいけないことは放置です。初めは軽い症状でも時間が経つにつれ重症化し、入院費用などさらに治療費がかさんだり、最悪の場合手遅れになってしまうケースもあります。

愛するペットを守るには気軽に病院に連れていける環境を作っておくことがとても大切なのです。そのためにもペット保険に加入しましょう。

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