ペット保険で補償できること・できないこと

ペット保険で補償できる病気や疾患、対象となる動物と、ペット保険補償外となる疾患や治療についてまとめています。やはりペット保険には入るべきなのでしょうか?

ペット保険で補償できること

動物病院で積極的に治療できるペット保険

ペット保険は、病気やケガの治療費を、多くの場合は50〜70%補償してくれるものです。犬・猫だけを対象としている保険もあれば、フェレット、うさぎ、鳥といったペットまで補償対称としているペット保険もあります。

中にはカメやリス、イグアナなどが入れる保険もあります。

ただし、補償内容はそれぞれで異なります。例えば手術や入院に特化している保険の場合は、通院費用は補償されません。ですから「どういう補償を受けたいか」ということをよく考えた上で保険に加入することが大切です。

通院まで補償している保険の場合は、目の病気、皮膚病やアレルギー、消化器(胃腸、誤飲)、感染症(回虫やコクシジウムなど)、腎臓や結石といった泌尿器系の病気、骨格系疾患、脳や神経疾患(椎間板ヘルニア)、脱臼や骨折などの骨格系疾患、耳の疾患というふうに、あらゆる病気に対応しています。

補償外の疾患や治療は?

通院しても補償されない主なものは、以下の通りです。

  • 既往症
  • ワクチン接種
  • ワクチン接種によって予防できる病気
  • 健康診断
  • 歯石除去などの歯科治療
  • 不妊手術
  • 出産
  • 自然災害によるケガなど

そのほか先天性異常や食中毒については、各社によって異なります

先天性異常とは生まれたときから持っている病気のことですが、新たに発見された先天性異常については補償対象としているペット保険もあります。

また食中毒は病気とはみなさずに補償外とされることも。医療ミスについても対象からはずしたり、小型犬に多い膝蓋骨脱臼や椎間板ヘルニアを対象としていない保険もあります。

ホメオパシーなどの代替医療やサプリメント、シャンプー、往診など診察費用以外の費用なども対象となりません。既往症とは保険加入前にかかったことのある病気のことで、治っているとしても対象外となるケースがほとんどです。

加入自体ができない場合もあります。すでに悪性腫瘍や腎不全、てんかん、水頭症、糖尿病といった病気にかかっている場合、また猫免疫不全ウイルス感染症や猫白血病ウイルス感染症にかかっている猫も加入はできません

ペット保険の補償の種類

ペット保険には補償タイプが大きく3つあります。会社によってその補償内容が変わってくるためどんな種類があるかしっかり押さえておきましょう。

通院補償

入院、手術、通院をすべて補償するというペット保険がありますが、ペット保険の通院補償については、必要ないと考えたり、月々の保険料を節約するために真っ先にカットしたりする飼い主さんが多いですよね。でも実はペット保険の中で一番利用頻度の高いのが通院補償なんだそうです。

手術や入院という大きな治療費ばかり気にして通院補償のないペット保険を選ぶと、通院1回あたりの治療費は安くても、ペットが何度も病院通いをしなければならなくなった場合、治療費の自己負担が高額になってしまう可能性は十分にあります

また、もしもの時に備えて通院補償が付いた保険に入っていても、保険会社によっては、治療のやり方や特定の病気には使えないことがあったり、通院補償に免責金額があるところは注意が必要になります。

免責金額は、よく聞きますがわかりずらいですよね。簡単に言えば、その金額(免責金額)までは自己負担で払ってねという金額のことです。例えば免責金額が1回9,000円と設定されていたとします。ある通院でかかった金額は8,800円でした。すると9,000円までは自分で払ってねと言う契約なので9,000円未満の今回は8,800円すべて自費で負担しなければなりません。一回だけならいいかもしれない金額ですが、病気やケガの具合によっては、この金額を数日間とか、毎週、自己負担で払い続けなければなりません。

これが、免責金額があるところは注意ということで、月々の保険料が安いペット保険などでは気を付けなければなりません。

入院補償

大切なペットが突然のケガや病気で苦しみ、絶対安静で獣医師から入院を必要としていると告げられたら、自宅に連れて帰るなんてできませんよね、でも入院費用も心配。そんな時、入院補償が充実しているペット保険に加入していればよかったと後悔しないためにも、ペット保険をしっかり選ぶようにしましょう。補償割合や支払い限度額、上限となる日数が設けられているペット保険がほとんどで、それぞれの保険会社によって異なるのでよく確認する必要があります。

例えば、1日に支払ってくれる保険金額の限度額がある場合は、その金額で十分かどうか。回数が決まっている場合、その回数で足りるのかといった条件を見てください。また、どんな時の入院が保障されるのかも調べておきましょう。病気による入院は補償が無く、手術に関係した入院しか補償しないという契約もあります。

しかし、必要最小限しか必要ないと思い、すでに入院保障が付いていないペット保険に加入してしまって後悔しているという方もいると思います。そんなときは、補助的に入院保険にだけ特化した保険にもうひとつ加入して大切なペットを守るという方法もいかがでしょうか。

手術補償

人間と違い、全額自己負担となるペットの手術費用は1回の治療費が何十万、何百万になるケースもあります。少額な治療費であればなんとかなるけれど、高額な手術費用をカバーするために手術に特化したペット保険を選ぶ飼い主さんは多いのではないでしょうか。特に超高額になったときの手術費用をしっかりと保障してほしいということだと思います。

一般的に手術そのものにかかる費用が補償の範囲になっている場合がほとんどで、手術に関する入院費用や通院費用までは含まれていないことが多いようです。しかし、保険会社によっては手術の前後の通院費用も補償に含めているところもありますから、補償内容を確認するようにしてください。また、こうした補償の内容を比較するさいには、1回の手術の上限金額や手術回数の限度もあわせて確認する必要があります。

そしてもうひとつ、見逃してはいけないのが、手術補償の対象とならない症例です。犬種、猫種ごとに発症率の高い症例については対象外にしている場合があるので、飼い主さんは注意深く確認してあげてくださいね。

基本的な補償タイプ

新しく家族になった大切なペットのための保険選びで、月々の保険料の次に悩むのが補償割合ではないでしょうか。動物病院で実際に治療にかかった費用のうち、何パーセントが保険金で補償されるのかを決める割合ですが、50~100パーセントまであり、保険会社や商品ごとのプランによって異なります。ただし、補償割合が高くなれば、毎月の保険料はその分高くなるので家計を圧迫しかねません。

また補償割合が高く、すべての補償内容をカバーしたペット保険だからと安心していたら、免責が設定されているプランだった場合、超高額な治療費なら役に立ちますが、日常的に必要な低額の治療費は一切補償されなかったり、逆に、免責の無い保険を選んだのに、保険の支払額が小額すぎて、高額な手術費用の自己負担が増えてしまったりすることもあります。

たとえば、通院、入院、手術の補償が付いた80パーセントプランの保険に、1日の支払限度額と1年間の支払限度額の条件もついていたとします。補償対象となる通院や入院、手術に100万円かかったときには、80パーセントプランだから診療額の80パーセントである80万円が保険金として支払われるので自己負担は20万円の支払いで済むということにはなりません。

診療額の80パーセントである金額のうち「1日の支払限度額」と「1年の支払限額」も照らし合わせ、計算された分だけが最終的に補償される保険金となります。

そうならないためには、何パーセントが保険金で補償されるのかという補償割合だけでなく限度額などの設定もあわせて確認しながら保険商品を選んであげるとよいと思います。

補償限度額

ペット保険は、1年間に支払う保険金の合計額を「補償限度額」としている商品と、入院、通院、手術などの治療形態ごとに、それぞれ保険金の限度額や回数を設定している商品のふたつがあり、どちらも補償限度額の金額だけでペット保険を見ると、年間の最大補償額は50万円~122万円までと、大手数社でも金額はまちまちです。この中から、補償タイプを同じ50パーセントのプランだけにして比較しても50万~72万円という違いがあります。そして、補償限度額の金額が高ければ手厚い補償の目安にはなりますが、保険料も高くなる傾向があります。

そして、補償限度額の金額だけでなく限度設定にも気を付けなければなりません。

限度設定には、大きく分けて4つの設定があり

  • 回数や日数の制限
  • 1日、もしくは1回の限度額
  • 年間限度額
  • 免責金額

保険商品に設定された1~4までの制限を超えた回数や日数、金額については一切の保証が受けられなくなってしまいます。

大切なペットの、もしもの時の高額な治療費の自己負担の軽減に重点を置くか、回数の多い小額の治療費の負担を減らしたいのか、ペットの状況に寄り添った保険選びをしてあげてくださいね。

ペット保険はやっぱり入るべき?

保険に加入できる条件は「加入時に健康なペット」であることです。

繰り返しの治療が必要な持病を持つ前でないと入ることはできない、と考えておいたほうがいいでしょう。

ほとんどのペットがもともとは健康で、成長する中でケガをしたり、下痢や風邪などのよくある病気にかかったり、シニア世代になって病気にかかることが増える、というのが一般的です。

やはり「転ばぬ先の杖」となるペット保険には、加入しておいたほうが安心だといえます。

その際は、安さだけで選ぶのではなく、「手術」「入院」「通院」のどれが、補償されるのかに注目を。この3つすべてが補償される保険に加入しておいて間違いはありません

加入時に健康診断書が必要な保険もありますが、多くは過去のケガや病気、現在の健康状態の記入だけで済みます。ただし犬も猫も9歳以上は健康診断の提出が必要な場合があります

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